皆さま、こんにちは。
株式会社Amadeus Code 音会事務局の吉澤です。
先週ご案内いたしました第2回「音会なかまコンサート」の映像は、もうご覧いただけましたでしょうか? まだの方はぜひ、公式YouTubeにてお楽しみください。
今回、皆さまへお届けするために私自身も改めて映像を見返していたのですが、その時にふと感じたことがあります。それは、「音楽は耳だけでなく、目でも楽しんでいるんだな」ということです。
実際に音楽に深く感動するとき、脳は「耳」からの音だけでなく、「目」からの情報も非常に重要視していると言われています。例えば、演奏者の繊細な指の動きや、ふとした瞬間の表情、さらには息を吸い込むタイミング。こうした視覚的な情報が加わることで、メロディに込められた感情や曲の持つメッセージが、よりダイレクトに伝わってくるのです。目を閉じて音の波に身を委ねるのも素敵ですが、映像を通して「見る音楽」には、ただ聴くのとはまた違った深い没入感があります。
今回のコンサート映像からも、まるでその場にいるかのような臨場感や、客席とステージの間に生まれる温かな一体感を感じていただけると思います。音楽が耳だけでなく、五感全体を刺激する体験であることを、改めて実感していただけるのではないでしょうか。
ご自宅のいつものお部屋も、映像を再生するだけでちょっとしたコンサートホールに早変わりします。まだご覧になっていない方は、ぜひお好きなお飲み物をお供に、ゆっくりと「目と耳」でコンサートの空気感を味わってみてください。
では、今週の「音会なかま」も、どうぞ最後までお楽しみください。
■ 音会の進捗状況(4月第4週)

【ゴールデンウィーク期間中のお問い合わせについて】
■休業期間
・2026年4月29日(水) 休業
・2026年4月30日(木)・5月1日(金) 通常営業
・2026年5月2日(土)~2026年5月6日(水) 休業
・2026年5月7日(木) 通常営業
ゴールデンウイーク中のレッスンは全て休講となります。
休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、連休明けより順次対応させていただきます。
何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

予防 (prevention) とは、災害や病気などの悪い事態が生じないように前もって防ぐことである。虫歯予防、インフルエンザ予防など、日常的に用いられており、当コラムでも「認知症予防」という用語を用いてきた。
本邦で認知症に関連する複数の学会が共同で編纂したものに「認知症疾患 診療ガイドライン 2017」がある。これは単に有力者の意見をまとめたものではなく、疫学から診断、治療、社会制度に至るまで、エビデンスに基づいて推奨度を示している。通常、ガイドラインは 5 年ごとの改訂が望ましいとされる。近年の検査技術や治療法の発展を受けて、当ガイドラインは発刊後 9 年を経過していたが、この度改訂版が提案された。その中での変更点のひとつが「認知症予防」という従来の用語の「認知症のリスク低減」という表現への変更である。
認知症の原因はいろいろあるが、根底にあるのは老化である。織田信長が言った「人間五十年」の頃には、認知症は大きな問題にはならなかった。その年齢に至るまでに、ほとんどの人が亡くなっていたからである。今や本邦の平均寿命は男性 80 歳、女性 90 歳に及ぼうとしている。寿命が延びることは目出度いことだが、物事にはプラスがあればマイナスもある。そのひとつが認知症患者の増加である。
新ガイドラインは以下のように考える:老化は誰にでも訪れる。そうであるならば、認知症を予防することは絶対的に不可能である。有酸素運動、生活習慣病の管理などを行っても、老化を防ぐことはできない。それならば、認知症の「予防」ではなく「リスク低減 (risk reduction)」という言葉がより適切である。
ひとつの用語の言い替えであるが、認知症への向き合い方の根本に繋がる、重要な変更といえる。
■音会 第1回試験 作品紹介
作品紹介は再び最初の刺激に戻り、「第1回目の試験でどのような刺激(=お題)が出されたのか?」を、実際に作られた作品とともに少しずつご紹介してまいります。
※ここでいう「刺激」とは、提示される“お題”のことで、写真や動画などを指します。
今回ご紹介するのは:
東京都在住・S様の作品
「担当の先生や私の長女が寅年ということもあり、今回のトラの映像にはとても親近感が湧きました。
最初はそういった身近な寅年のイメージから曲を探し始めたのですが、トラの生態を深く思い浮かべるうちに、
単独行動での息を潜めたステルス型の狩りや、何度もトライする姿、そしてその瞬間の緊張感が頭に浮かび、この曲を選びました。」
身近な方が「寅年」というところからトラに親近感を抱き、そこからさらにトラのリアルな生態へと想像を膨らませて選曲されたという、試行錯誤の過程が目に浮かぶようなエピソードです。
選ばれた楽曲は、S様が着目したトラの「ハンターとしての生態」をマリンバの緊張感のある出だしで、今にも虎が忍び足で近付いてきそうな雰囲気を醸し出しています。響き渡る低音の太鼓の力強い音色は、獲物を狙って牙をむく虎の迫力そのもの。また、途中でふっと音楽が静かになる所は、草むらから新たな獲物をじっと見据える鋭い視線を見事に表しているようです。スリリングな展開の中に、虎のしなやかな強さがしっかりと感じられます。
同じ「虎が歩く映像」というテーマでも、前回ご紹介した茨城県在住・N様の作品では、水音やパーカッションによって深い森の湿度や、堂々とした百獣の王の風格が表現されていました。一方、今回のS様の作品は、親近感を持った視点から虎の「狩り」に焦点を当て、息を潜める緊迫感や野性の力強さを引き出しています。
王者の風格を連想するか、獲物を狙うスリリングな瞬間を連想するか。同じ映像でも、選ぶ音楽によって広がる世界がまったく異なるのが面白いところですね。ぜひ聴き比べながら、それぞれの表現の違いを感じてみてください。
▼ N様の作品:音会 第1回試験 作品 #16
https://youtu.be/wmQnBi9uvEQ
■ 音会ウェルネスシリーズ:車窓から新緑を眺めるひととき
4月も半ばになり、新しい環境での疲れが出てくる頃ではないでしょうか。
午後の静けさの中で、少しだけ横になり、気持ちを休める時間。
やわらかなピアノの音が静かに流れ、張りついた気持ちや体の力をゆっくりとほどいていきます。眠る手前のような浅い安心感の中で、気持ちは自然と落ち着き、無理なく整っていきます。
少し横になって休みたいときや、何も考えずに力を抜きたいときに。
この「午後の静けさのひと眠り」コレクションとともにお過ごしください。
※この音楽は、「Amadeus Code」が提供する音楽サービスでご試聴いただけます。ご利用には、Amadeus Codeの無料会員登録(アカウント作成)が必要です。このアカウントは、「音会(おとかい)アプリ」でも共通してお使いいただけます。
■音会なかま紹介
今週から、読者の皆さまより「先生についてもっと知りたい」というお声をいただいたことを受け、音会に携わる先生方へのアンケートを順番にご紹介してまいります。
今回は、後藤先生に “先生ご自身について” お伺いしました。

Q1.音楽を始めたきっかけは何ですか?
後藤先生:そんなに長続きはしないだろうと、軽い気持ちで音楽教室に連れて行った母の予想に反して、暇さえあればピアノの前であれこれ耳にした曲を自分で好き勝手に弾いていたようで、その時から今まで全く変わっていない自分がちょっと怖いです(笑)
Q2.先生になろうと思ったきっかけは何ですか?
後藤先生:先生になる前に少し普通のOLをしていました。それはそれでいい経験をさせてもらいましたが、やはり少しでも長い時間音楽に関わり、自分の技術や経験を伝えて音楽を好きになる方が増えればやりがいがあると思い、この仕事を始めました。

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