皆さま、こんにちは。株式会社Amadeus Code 音会事務局の吉澤です。
先週末、都内でも雪が降り、久しぶりに白く変わった街の様子を目にされた方も多かったのではないでしょうか。道端や公園の片隅に、小さな雪だるまがそっと置かれているのを見かけ、思わず気持ちが和らぐ場面もありました。寒さの中に、誰かの手の温もりを感じるような光景でした。
私はというと、外の冷え込みを横目に、家の中で暖かくして過ごしていました。溜まっていたドラマをまとめて観たり、少し時間をかけて料理をしたり、気になっていた部屋の片付けをしたりと、普段は後回しになりがちなことに手を伸ばす一日でした。雪の日ならではの、静かで落ち着いた時間の使い方だったように思います。
音会の作品づくりでも、慌ただしく進めるのではなく、いくつもの音楽をゆっくり聴き比べながら、今のイメージに合うかどうかを考え、少し迷いながら曲を選んでいただきます。すぐに答えを出そうとせず、耳を傾け、考える時間を重ねていく——その一つひとつの積み重ねが、一回一回の取り組みにつながっていきます。
この「音会なかま」も静かに読み進めながら、それぞれのペースで音楽と向き合う場面を思い浮かべていただけましたら幸いです。
それでは、今週の「音会なかま」も、どうぞゆっくりお楽しみください。
■ 音会の進捗状況(2月第2週)

【レッスン中や課題作成時に、次のようなことが起きたら・・・】
レッスン中に楽曲が再生されない時は?
① 画面を更新してみましょう
画面を一度下に引っ張る、または更新(リロード)を行ってください。
② それでも直らない場合
端末をいったん再起動してください。
<手順>
1.音会アプリから一度ログアウトします
2.スマホ(タブレット)の電源を切ります
3.少し待ってから、再度電源を入れます
4.音会アプリにもう一度ログインし、レッスンを再開してください
【事前にできる予防方法】
レッスンを始める前に、
・ほかのアプリをすべて閉じる
・スマホ(タブレット)を一度再起動する
この2つを行うと、音楽が安定して再生されやすくなります。
■音会の科学 〜なぜ“作曲“が脳・心・社会性に効くのか〜
第3回 音会の介入デザイン:鑑賞ではなく「生成・創作」に注目する理由
株式会社Amadeus Code 代表取締役
井上 純

前回、音会では「聴く」ことを通して耳が自然に鍛えられていく点をお伝えしました。では、なぜ音会はさらに一歩踏み込み、鑑賞ではなく「生成・創作」を介入の中心に据えているのでしょうか。理由は、創作という行為が、聴覚だけでなく脳の複数の機能を同時に立ち上げるからです。
音楽鑑賞は情動や記憶に強く作用しますが、基本的には受動的な体験です。一方、作曲は「何を表現するか」を考え、言葉にし、音を選び、結果を評価するという一連の意思決定の連続です。この過程では、前頭葉を中心に、注意、計画、言語化、感情調整といった機能が同時に働きます。つまり創作は、脳にとって非常に“忙しい”活動なのです。
音会では、専門的な音楽理論や演奏技術を求めません。生成AIを介することで、参加者は自分の言葉やイメージを入力するだけで音楽を生み出せます。ここで重要なのは、結果の完成度ではなく、「自分が関与して音が生まれた」という体験です。これは強い主体感や成功体験につながり、脳にとって報酬として刻まれやすい。
さらに、生成された音楽を聴き返すことで、「思っていた音」と「実際の音」の差に気づき、再び耳と注意が働きます。創作と鑑賞が循環するこの構造こそが、音会の介入デザインの核です。受け身で癒やされる音楽ではなく、自ら関わり、意味づける音楽へ。そこに、医療・介護の現場でも再現可能な、持続する変化の可能性があると私たちは考えています。
■音会 第1回試験 作品紹介
「第1回目の試験でどのような刺激(=お題)が出されたのか?」を、実際に作られた作品とともに少しずつご紹介してまいります。
今回ご紹介するのは:
山梨県在住・O様の作品
「写真を見た瞬間、元気で勢いのある空気を感じました。
神輿を担ぐ女性たちの力強さが印象的で、そのイメージに合う音楽を選びました。」
検索したキーワードは「元気」「神輿」。
選ばれた曲は、聴き始めると自然と体が反応するような一曲です。
音が鳴った瞬間、写真の中の人たちが一斉に動き出し、どこからか「わっしょい」という掛け声が聞こえてくるように感じられます。
前回ご紹介した神奈川県在住・M様の作品では、太鼓の音を中心に、神輿を担ぐ人たちの息遣いや緊張感、神聖さが表現されていました。
それに対してO様の作品は、にぎわいや高揚感、前へ前へと進む勢いが強く、同じ「神輿」の写真から、まったく異なる祭りの表情が立ち上がってきます。
同じ題材を前にしても、どこに目が向くか、どんな音を選ぶかで、ここまで印象が変わる――その違いを、ぜひ聴き比べてみてください。
▼ 前回の作品:音会 第1回試験 作品 #6
https://youtu.be/l4Faqsjue8M
■ 今週のコレクション紹介: バレンタインデー
今週末は、バレンタインデーです。
大切な人にプレゼントを贈ったり、一緒に過ごしたり、誰かのことを思い浮かべながら過ごす方もいらっしゃるかと思います。
今回のコレクションでは、そうしたひとときにそっと寄り添う、ロマンチックでやさしい雰囲気の音楽を集めました。ピアノやギターを中心とした、温かみのある楽曲が並んでいます。
バレンタインデーをきっかけに、ぜひこのコレクションを開いて、ロマンチックでやさしい音楽の時間をお楽しみください。
※この音楽は、「Amadeus Code」が提供する音楽サービスでご試聴いただけます。ご利用には、Amadeus Codeの無料会員登録(アカウント作成)が必要です。このアカウントは、「音会(おとかい)アプリ」でも共通してお使いいただけます。
■音会なかま紹介
読者の皆さまより「先生についてもっと知りたい」というお声をいただいたことを受け、音会に携わる先生方へのアンケートを順番にご紹介いたします。今回は、後藤先生に “先生ご自身について” お伺いしました。

Q1.落ち着く時間や場所はありますか?
後藤先生:周りに人がいても、自分自身の世界に浸ることのできる街中のカフェは落ち着きます。旅先にいくつかそういうカフェはあってそこを訪ねるのが密かな楽しみです。
Q2.最近のおすすめの曲はありますか?
後藤先生:2025年11月に発表になったビートルズのAnthology4は未発表テイク、失敗テイク、お互いのおしゃべり、違うアレンジ満載でとても面白いです。
レッスンの中で、こうした先生の日常の話題や音楽のエピソードをきっかけに、自然と会話が広がっていただければと思います。
■「音会なかま」ご愛読者募集中
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プログラムの進捗、レッスンの様子、講師のご紹介など、ご自宅で気軽に読める “脳と心と耳へのやさしい刺激” をお楽しみください。
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